第29回民有林治山工事コンクールで受賞
この度「第29回民有林治山工事コンクール」で株式会社 中井組の工事が受賞、表彰されました。
2013年12月13日 中日新聞 掲載記事
治山工事で農水大臣賞
一般社団法人日本治山治水協会主催の治山・林道コンクールの治山工事部門で、松阪市飯高町森の建設業・中井組が最高賞の農林水産大臣賞を受賞した。間伐材を使った治山ダムの施工技術が高く評価された。中井敬社長(48)は「普段から丁寧さを心掛けてきたことが認められた」と喜んでいる。
県森林協会によると、県内企業が農林水産大臣賞に選ばれるのは初めて。
同社は2011、12の両年度、県が発注した同市飯高町栃谷の治山ダム2基を施工した。コンクリートダムを造る際の型枠に飯高産のスギの間伐材と鉄筋を使用。型枠工事は手作業で、丸太の長さと太さを整えて積み上げた。完成後も型枠は残し、ダムが自然と調和する外観にした。
中井社長は「公共工事でありながら家を作るように細かい点まで注意した」とこだわりを明かした。その上で「これからも地元に喜ばれるものを作りたい」と意気込んだ。
コンクールは施工技術の向上を目的に協会が開いている。治山工事部門には全国から42点の応募があった。